今年のよかった5つ×2のモノはコレ! 2018年版

Daichi Sakota
blog.daichisakota.com
9 min readDec 23, 2018

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今年もこの季節がやってきましたよ。毎年もうやめようと思いながらしぶとく続けているやつ。

昨年までの「今年よかった10選」はこちら:

それではどうぞ。
今年は「なにかにハマる・魅力に気がつく」→「派生してさらに深く、もしくは広く手を伸ばす」というものがいくつかあったので、ペア形式で5つ・合計10項目を紹介するかたちでいってみます。
とはいえ細かいやつがけっこう混じっているので、項目数としてはもうちょっと多い。

ユニクロの「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ」&その他の新しい服たち

服といえば動きやすさ優先でゆったりしたものばかり選んできたぼくにとって、スキニージーンズというのは今まで選択肢にまったく入らない衣類のうちのひとつでした。「ストレッチ生地でできたジーンズはジーンズではない」という偏狭な考えも持っていたため、ストレッチジーンズにも興味はなし。加えて「ユニクロのジーンズなんて履きたくない、俺はリーバイス一択」という無駄なこだわりまで持っている始末。

ですが、漫画「服を着るならこんなふうに」で「基本の一着」として取り上げられていたユニクロのウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ(色はブラック)を軽い気持ちで買ってみると、ストレッチ生地なので動きをまったく阻害しないしシルエットはスリムで美しいので利点しかありません。どうして自分は今までこれを避けてきたのだろう?
夏をすこし過ぎたころに買い、ヘビー・ローテーションで履きまくったスキニージーンズは先日とうとう膝が抜け、本日2本目の購入となりました。なめていてごめんなさい。

また、「服を〜」のファッション監修である MB 氏の著書メールマガジンを参考にしながらワードローブを一新したのも今年でした。組み合わせのロジックを学んで服を選ぶ時の迷いがなくなり、身につける色合いが一気に減ってシンプルになり、デザインもベーシックで使いやすいものばかりになって、好きなブランドもできました( COS というところ)。
「ファッションに興味がない」と言ってこれまで逃げてきましたが、今年は個人的ファッション元年かもしれません。

TBS ラジオ「アフター 6 ジャンクション」&その他の TBS ラジオの番組たち

愛聴していたラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」が今年終了し、直後にスタッフをほぼそのまま引き継いで「アフター 6 ジャンクション」(通称「アトロク」)という帯番組として帰ってくるまで、その他の TBS ラジオ番組を聴きまくる時期がありました。
その後 TBS ラジオを聴くことは習慣として定着し、今でも様々な番組を聴き続けています。

まず朝起きるとタイムフリーで「森本毅郎・スタンバイ!」からスタート。ニュースのコーナーを聴き終わったらその時間によって「伊集院光とらじおと」「ジェーン・スー 生活は踊る」のリアルタイム聴取へ移行。そのまま続けて「赤江珠緒 たまむすび」「荒川強啓デイ・キャッチ!」を(途切れ途切れである場合がほとんどですが)聴き、18時になったらお目当ての「アトロク」へ……と言いたいんですが、この時間にはだいたい夕飯と風呂が待っているため、それらが終わったころにタイムフリーで聴取を開始。聴き終わったら(これは以前から聴いている)「荻上チキ Session-22」を聴きながら寝る……という感じ。

なお、土日は「蓮見孝之 まとめて土曜日!」を犬の散歩時にタイムフリーですこし聴く程度で、あとはほとんど聴いていないです。以前はポッドキャストを熱心に聴いていた「安住紳一郎の日曜天国」も最近はあまり聴いていません(けど面白いから聴いたことがない方は是非)。

「マーベル・スタジオ」の映像作品&黒人文化いろいろ

一連のマーベル映画たちには正直飽きてきていたんですが、今年の「アベンジャーズ: インフィニティ・ウォー」で一気に盛り返した感があります。来年公開の「アベンジャーズ: エンドゲーム」が待ち遠しい。
直近で観たマーベル作品の中で特に好きなのが「ブラック・パンサー」と、あとこれは映画ではないんですが Netflix で配信中の「ルーク・ケイジ」です。どちらも黒人が主人公で、周囲の登場人物やヴィランも黒人。いきおい作品のモチーフとなるのは黒人文化と彼らが置かれてきた(置かれている)状況についてです。

そんな作品たちを観るうち、マーベル以外の作品でも黒人たちに注目して観るようになった気がします。ブルーレイや配信サイトで今年観た映画は「フルートベール駅で」、「ストレイト・アウタ・コンプトン」、「クリード」、「ドリーム」、「ムーンライト」など。ドラマだと「アトランタ」、ちょっと毛色の変わったところで「Unsolved: 未解決ファイルを開いて」などなど……。

「Unsolved」は ’90 年代のヒップホップ東西抗争とその結果として起きてしまった殺人事件、そして後年の捜査を描いたドラマですが(トゥパック役の人が激似)、ヒップホップといえば先に挙げたラジオ番組「アトロク」はパーソナリティの宇多丸さんがラッパーであることもあってたまにヒップホップの特集が入ります。これで気になったアーティストを Spotify でチェックしているうちにヒップホップを聴くようにもなりました。最近のヒップホップもクールでかっこいいし(ポスト・マローンのプレイリストを聴きながらこれを書いています)、’90 年代のヒップホップも「そうそう、これこれ」という感じで好きです。

パーソナルトレーニング&食事制限

何度目かのスポーツジム解約を経て、これはもう自分だけでは体を動かす習慣をつくるのは無理だな、やり方がわからないからまずは誰かに習うしかない、という結論になりました。なので、次にもしジム・トレーニングをやるとしたらパーソナルトレーニングしかないなとは思っていました。予約制だからサボれないのも良いよね。
そんなわけで、試しに近所のパーソナルトレーニングジムと契約。初回のお試し体験で酸欠になって倒れ、先行きが非常に危ぶまれましたが、やっていれば慣れるものですね。最初は週に1〜2回しか行けなかったんですが、今では週3回きっちり行けています。

しばらく通ってモチベーションが高まってくると、今度はトレーニング効果を最大化したいので食事にも気を使いたくなります。
そこでこちらもトレーナーさんに助言を仰ぎ、現在の体重から摂っていいカロリーを算出。その中でたんぱく質を多め、脂質と炭水化物を少なめに摂取する、さらに水を一日最低2リットル飲む……という、かなりシリアスなやつを始めました。
そうすると、とくに初期には「どの食事にどの栄養素がどのくらい入っているか」を調べ、計算する必要が出てきます。そこで非常に役立ったのが MyFitnessPal というアプリ。なにを食べたかを入力すると、その栄養素をデータベースから引っ張ってきてすべて記録してくれます。商品のバーコードを写真に撮るとデータを引っ張ってきてくれる機能もあり、こちらはコンビニ等で超便利。

現在の主食は納豆と卵、それにコストコで大量に買ってきて100グラムずつ冷凍してある鶏の胸肉。トレーニングがある日だけジャスミンライスを炊いて朝に食べます。トレーニング後にはプロテイン・シェイク。さんざん飲んでいたビールもやめましたが、週に一回、金曜の昼食だけはなにも気にせず好きなものをガツンと食べることにしています(ラーメンとかラーメンとか、ラーメンとか)。

K/DA「POP/STARS」&その他の K-POP の曲たち

毎日チェックしているゲーム系ニュースサイトの RSS は、最近ではほとんどアメリカのものばかり。そんなニュースサイトのひとつに載った記事から K/DA のことを知りました。
League of Legends のキャラクターをアイドル・ユニットっぽくして売り出したのかなー、最近 Vtuber も流行っているしそのあたりの方向性もあるのかな……くらいの軽い気持ちで MV を観たんですが、これが癖になり何度も再生してしまいました。特にやっぱりアカリのラップパートとブラックライト演出が最高。

K/DA — POP/STARS (ft Madison Beer, (G)I-DLE, Jaira Burns) | Official Music Video — League of Legends

K/DA のことを詳しく調べると、メンバー4人のうち2人は既存 K-POP ユニット「(G)I-dle」のメンバー、残り2人はアメリカの歌手、ということでした。K-POP って日本のポップスに非常に近いイメージでいたんですが、日本人と比較して歌唱スキルがめちゃくちゃ高いようにぼくには聞こえ、すこし興味が出てきたので Spotify でとりあえず (G)I-dle から聴き始め、他にもかっこいい K-POP グループないかなとプレイリストを漁りまわってしまいました。
いくら流行っても K-POP だけは聴かないだろうと思っていたんですが……何が起こるかわからないものですね。

しかし結局、どうもぼくは R&B とかヒップホップのフレーバーが色濃い K-POP が好きっぽいという結論になり、結局ブラック・ミュージックに落ち着くのかよといったところ。(G)I-dle の他には BLACKPINK もかっこいい曲が結構あった気がします(このグループがけっこう有名だというのは後になってから知った)。

おまけ

ヒップホップのミュージック・ビデオが見たい、筋トレや食事について勉強したい、K/DA に対する世界のリアクションを知りたいと思った時にとんでもなく役立ったのが YouTube で、その後もちょっと暇があればいろんな動画を探して観るようになってしまいました。
最近は「ミニマリスト」の考え方や生活について知ったり、「スマブラ」の立ち回りを調べたりするために使っています。あそこには本当にどんな動画でもあるね。

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