Hello 2021.
新年あけましておめでとうございます。
とうとう年始の挨拶しか載らなくなってしまった当ブログだけれど、いつも年末に載せていた「今年はこれがよかった」的な記事は今回ポッドキャストとして収録しているので、そちらの配信をお待ちいただければ幸いです。
追記: 配信しました。
昨年はずっと新居のプランニングをしていた。
工事が始まると二週に一回は現地で打ち合わせをし、こまかいすり合わせをしてきた。いよいよ年明け二月には家が建つ。
これを目指してもう六年ずっとあれこれやってきたので感慨深くはあるのだけれど、結局プランニングの途中で後回しにしてきたものがたくさんあるので、引っ越した後はそれをどのような順番で解決していくかを引き続き計画しないといけない。まだまだ未完成な家なので、住みながらきっちり仕上げていこうと思います。
昨年の目標を振り返ると「仕事面でのスキルアップ」としている。チームで仕事をするのが苦手なのでそれを改善したい、とのこと。
これはある程度改善できたと思う。コロナでリモートワークを強要された年ではあったけれど、ぼくはもともとリモートワーク契約で入社しているので環境としては変わらなかったし、他のみんなが次々とリモートワークになっていくにつれてリモート・コミュニケーションの知見もたまっていったため非常にやりやすくなった。デザイナーとフロントエンドチームとの連携もとれるようになってきたので、引き続き努力はするとしてもこの目標は一定の達成をみたといっていいのではないかと思う。
今年の目標は、やや漠然としている。
これは四十歳の誕生日を迎えた昨年六月からすこしずつ考えてきたことだが、もっと「よく生きる」ことに労力を割きたいと思っている。
よく生きるとは何だろう。
ぼくは「できればこうなりたい」という自分の理想を持ってはいるが、それに向かって進むことをずっとさぼってきた。たまに努力はしてもそれは長続きしなかった。「もっとこうしたほうがいいよな」と思いながら、小さい努力を積み重ねていくことを放棄してきてしまった自覚がある。
たとえば、いつも身なりをきちんとする。
たとえば、その時食べたいものを雑にウーバー・イーツで注文するのではなく、ヘルシーな食事を作ることができるスキルを身に付け、それを食べる。
たとえば、もっと運動をする。
たとえば、もっと活字を読み、書くようにする。
たとえば、瞬間的な物欲に負けず本当に必要なものだけを買い、自分にとって意味のあるものだけを身の回りに置いて生活するようにする。
そして、一番強く思っているのは犬のことだ。
ぼくはとても犬が飼いたくて、さまざまな課題をひとつずつクリアしてようやく犬を飼うことができた。毎日ごはんをあげ、散歩へ行き、たまに風呂に入れ、ワクチン等を定期摂取させるという基本的な世話はもちろんしているが、ぼくは本当にちゃんと犬たちと向き合っているだろうか？ 犬が遊んでほしくて足下へ寄ってきた時に、今はゲームがやりたいからと放置してしまったことは数回ではないはずだ。
犬の人生は短い。死んでしまってから「なぜもっと遊んであげなかったのだろう」と思うのでは遅いのだ。もっとちゃんと犬と向き合うべきだとわかっているのにそれをさぼっている……先に挙げた「よく生きる」ための項目たちと同様に。
これらを、たとえ達成はできなくても、ひとつでもいいから努力すること。それが今年の目標です。
もしかしたら今後一生続く目標になるかもしれないけれど、それは四十歳で新年を迎えたこの2021年に始まることになる。
それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
p.s.
新居の建築に関する記事を note にまとめています。ご興味のある方はこちらも是非どうぞ。
